コース紹介・受講申込

A5

風況海象観測・解析と発電量予測コース

  • 2024年度より、全コース、現地受講・オンライン受講同じ料金
  • 受講料カード決済可
  • 長崎海洋アカデミーが現地会場のコースでは、3日目(木曜日)に五島オンサイトプログラムを実施(オプショナル)

2025年度における長崎海洋アカデミー受講申し込みについては、下記の点にご留意ください。
・上半期に開催するコース(回数)は、以下の通りです。ただし、今後の状況により変更となる場合があります。
「A0 半日・入門コース」2回
「A1 総論コース」 「A2 事業開発コース」「A3 認証・保険・ファイナンスコース」「A4 浮体式コース」及び「A5 風況観測コース」 各1回
「C3 HSE基礎コース」1回

洋上風力発電事業の基盤となる風況海象データ取得と解析方法を、最新の理論に基づいて学びます。

洋上風況観測と解析の分野で国内をリードする神戸大学を中心として開発されたコースです。洋上風力発電事業の中で、風況の観測・解析技術は、売電収入と発電量の予測にとって不可欠なものです。また、海象情報と合わせて設計や安全な運用にとっても重要です。本コースでは、風況海象に係る観測測器の種類や観測手法だけでなく、シミュレーション技術とその結果の活用及び、ファームレイアウトの検討と発電量予測手法などについて、ワークショップも行いながら学びます。

最新の受講者の声

  • 発電量評価の深掘りと実務への応用を見据えた学び

    事業性評価において最も重要な要素の一つである発電量評価について、サイト特性、風況データ、風車性能、ロス、不確かさといった各フェーズに分けて深く学ぶことができました。これまでに簡易的なNet発電量の推定ワークを行った経験はありましたが、特に、ロスや不確かさに関しては、考慮すべき要素が非常に多岐にわたり、それぞれが発電量の予測を難しくしていることを改めて理解しました。将来的に、実際の洋上風力発電所で得られた発電量データと、事業性評価の段階で予測した発電量との差異を比較し、その要因を分析するための必要な知識や視点を学ぶことができたと感じました。(2025年3月受講:大学)

  • 風力解析業務に携わる方にとって貴重な学びの機会

    風力解析関係業務に従事する方にとっては足掛かりとして非常に有意義な講習会と感じた。(2025年3月受講:建設コンサルタント)

  • 業界の視点を学び、キャリアの方向性に自信を得る貴重な機会

    講義内容だけでなく、受講者や講師の方々の議論を通じて、実際に洋上風力に関わる方々がどのような点に疑問を持ち、どのような視点で議論を深めているのかを知ることができ、大変有意義でした。また、これまで風力業界へのキャリアに迷いがありましたが、受講者の方々との交流を通じて、自身の知識や経験を活かせる場があると実感し、自信につながりました。(2025年3月受講:大学)

開催日

※コース2日【+オンサイト1日(オプショナル)】
  • 2025年09月09日(火)・10日(水)【+11日(木)】

対象者

発電事業者の担当者はもちろん、洋上施工に関わる建設会社、O&M関連など、事業の採算性や建設と運用の安全性を検討される方々

申し込み方法

ハイブリッド形式:「現地会場」である長崎海洋アカデミーでの受講、「オンライン(ZOOM配信)」での受講を併用します。

開催スケジュール・受講料・キャンセルポリシー

コースの目標

洋上風力発電事業全体を通じて関わってくる風況海象データの取得と解析手法と、その活用について理解していただきます。

コースの内容

<コース1日目>
※LE=レクチャー / WS=ワークショップ
9:0040分オリエンテーションと参加者の自己紹介
NOA・NOATの紹介
9:40LE0140分コースの概要
10:20LE0270分気象学入門
11:3010分休憩
11:40LE0350分気象観測1
12:3060分昼食
13:30LE0460分気象観測2
14:3010分休憩
14:40LE0580分風況観測データの解析
16:0010分休憩
16:10LE0670分風況数値シミュレーション
17:20終了
<コース2日目>
※LE=レクチャー / WS=ワークショップ
9:00LE0780分発電量評価
10:20WS0140分発電量予測
11:0010分休憩
11:10LE0870分海洋学入門
12:2060分昼食
13:20LE0970分海洋観測
14:3010分休憩
14:40LE1050分海洋数値シミュレーション&データベース
15:3030分コースの振り返り、参加者間の意見交換
16:00終了
<オンサイトプログラム>

開催場所

●現地受講会場
〒852-8521 長崎県長崎市文教町1-14 長崎大学文教キャンパス 研究開発推進機構棟2階
Google Mapで調べる≫

<注意事項>

各コースに関して
  • 2025年度の現地会場は、A0・A1・A2・A4・A5・A6コースは長崎海洋アカデミー、A3・C2・C3・C4コースは一般財団法人エンジニアリング協会
    (東京)です。
  • C2とC4コースを除き、現地会場とWEB配信を併用したハイブリッド形式で開催します。
  • C2とC4コースは、現地会場のみでの開催となります。
  • お申込の際、「現地会場」または「オンライン」を選択してください。現地参加者は、長崎海洋アカデミー最大17名まで、東京会場最大20名まで、(申し込み順)とさせていただきます。
  • 受講申込みは、コース開催の前週の木曜日(24時)までとします。
  • スケジュールの時間に沿った進行に努めますが、受講者の方々との質疑応答の状況により、多少進行が遅れる場合があることをご了承ください。
  • 何らかの理由によりご予約ができない場合はお手数ですが当アカデミーへお問い合わせをお願いします。
五島オンサイトプログラムに関して
  • 長崎海洋アカデミーを現地会場とするコース3日目(木曜日)に、五島オンサイトプログラム(洋上風車や設置船の見学、五島で洋上風車と共生する漁業者との懇談会等)を実施いたします。(オプショナル)
  • 五島オンサイトプログラムはコース受講料とは別料金となります。(A1~C4コース受講者:70,000円,  A0受講者及びコース未受講者:100,000円)
  • 参加料に含まれるものは以下のとおりです。【ジェットフォイル往復料金(長崎港~福江港)*往復とも事務局にて手配し、出発前に往復チケットをお渡しします。】【海上タクシー使用料】【島内移動交通費】【会議室使用料】【昼食代(松花堂弁当:食物アレルギーのある方は受講申込時にフォームに記入していただくか、事前に事務局へご連絡ください)】【島内保険代】(※記載がないものは自己負担となります)
  • 長崎港07:40発、五島視察、漁業関係者との意見交換等を終えて長崎港18:15着
    (五島市での解散可能。時期により運航時刻が変更になりますのでご確認ください)。
  • 船上で両手が使えるように、リュック、ボディバック、ウエストポーチ等でご参加ください。また、季節によっては天気が変わりやすいので、温度調節のできる動きやすい服装と滑りにくいスニーカーのような靴でご参加ください。
  • 五島福江港のコインロッカーは 40 x 35㎝程度の小さなものしかありません。また海上タクシーの船内は狭いため、大きな荷物はホテルに預けるか長崎港ターミナル等のコインロッカーを利用してください。ただし、帰路の都合及び、復路のジェットフォイルが欠航となった場合に備え大きな荷物を五島まで持っていく方は、保管場所を確保しますので事前に事務局にご連絡ください。
  • 船酔いの心配がある方は、酔い止めの薬をご持参ください。
  • 貴重品等の落水には、十分ご注意ください。事務局で、スマホ防水ケースを用意しますので、必要な方はお使いください。
  • 五島市からの復路を、当日のジェットフォイルを利用せずに宿泊あるいは航空機で帰られる方は、出港前に電話でキャンセルし、福江港にてチケットの払戻し手続きを行ってください(払戻し手数料200円が必要です)。
  • あらかじめ宿泊あるいは復路に航空機を利用される方につきましても、事務局ではジェットフォイルの往復券を準備いたします。復路の払戻し料金を差し引いた参加料の請求は行いませんので、ご了解ください。
  • ジェットフォイルの場合、往路は運航されても、天候の悪化による波浪状況の急変等により復路の便が欠航になる場合があります。欠航等の最終決定は出港の1時間前となっていますが、事務局に欠航決定の連絡があった場合、速やかにお知らせし、帰路の調整を行っていただきます。長崎への復路は、フェリー(長崎港着は20:00。事務局が変更手続きを行います)あるいは飛行機(長崎空港17:40着、福岡空港18:55着(事前に確認ください)。ただし視界不良等の気象状況により欠航となる可能性があります)となります。フェリーの場合、長崎空港から羽田等への便に間に合いません。
    一方、飛行機の場合、長崎空港、福岡空港ともに羽田等の便への乗り継ぎは可能と思われますが、荷物の置き場所には注意してください。

開催日

※コース2日【+オンサイト1日(オプショナル)】
  • 2025年09月09日(火)・10日(水)【+11日(木)】

対象者

発電事業者の担当者はもちろん、洋上施工に関わる建設会社、O&M関連など、事業の採算性や建設と運用の安全性を検討される方々

申し込み方法

ハイブリッド形式:「現地会場」である長崎海洋アカデミーでの受講、「オンライン(ZOOM配信)」での受講を併用します。
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