風力発電に関する講義では、単なる技術紹介にとどまらず、導入背景や世界的な動向までを体系的に学ぶことができた点が印象的であった。特に、風力発電の普及に伴うポジティブな側面(環境負荷の低減や再生可能エネルギー比率の向上)だけでなく、ネガティブな側面(コスト面の課題、導入地域との摩擦など)についても丁寧に言及されていた点が、非常に有意義であった。こうした両面からのアプローチにより、風力発電をより現実的かつ多角的に捉える視点を得ることができた。単なる理想論ではなく、実務や政策との接点を考えるうえでも大いに学びのある内容であった。(2025年9月受講:エンジニアリング)
